目次
調査の概要
調査の目的
本調査( 「インターネットの利用動向に関する調査」) は、アメリカのU C L A を 中心に世界2 8 カ国と共同で取り組んでいるワールドインターネットプロジェクト ( W I P : W o r l d I n t e r n e t P r o j e c t) の一環として行われたものであり、2 0 1 0 年1 月時点での日本全国のインターネット利用実態を明らかにするとともに、他国の 利用状況との比較研究を可能にすることを目的としている。
調査内容
2009 年のWIP 国際会議において合意された国際共通設問をもとに、以下の項目についてたずねている。
(1)メディア利用時間
(2)インターネット利用の有無と利用時間
(3)PC インターネットの各種サービスの利用頻度
(4)目的別のPC インターネット利用状況
(5)アクセスしているPC サイト・携帯サイト
(6)携帯インターネットの各種サービスの利用頻度
(7)IT リテラシー・情報選択力
(8)インターネットを利用しない理由
(9)メディアの重要性・信頼性評価
(10)インターネット利用に対する不安意識
(11)インターネットと政治・社会意識
(12)対人コミュニケーション時間
調査対象
・ 母集団 :
全国の満15 歳以上69 歳未満の男女 ・ 標本数 : 525(35 地点×15 標本)
・ 抽出方法:
ランダム・ロケーションクォータサンプリング 2009 年3 月の住民基本台帳データにもとづいて市区町村を都市規模 (政令指定都市、市部(20 万人以上)、市部(10 万人以上20 万人未満)、 市部(10 万人未満)、町村)で分類後、人口比で地点数を割り当て、 2 各規模での地点を無作為に抽出する。 さらに日本の総人口の性・年齢層の構成にもとづき性×年齢層別に必要 標本数を算出し、各地点の必要標本数(15 標本)を性・年齢層別に割り 当てる。 調査地点では、調査を開始する住宅を調査員が任意に選定し、隣接した 家には訪問しない、集合住宅の場合1棟から抽出する標本は5 標本まで、 (標本回収率により訪問戸数は5 戸以上になりうる)との基準で、順番 に訪問を行い、調査協力を依頼する。
調査実施期間
2010 年1 月15 日(金)~1 月27 日(水)